ASUSのZenFone 6はフリップカメラと大容量バッテリーを搭載

ますます価格の上昇するプレミアムスマートフォン市場だが、2019年は普及価格帯モデルの年となるかもしれない。そんな購入しやすい価格で登場したのが、499ドル(約5万5000円)で販売される台湾ASUS(エイスース)の「ZenFone 6」だ。

中国OnePlusの「OnePlus 7 Pro」と同じくZenFone 6には、ノッチやパンチホールは搭載されておらず、フリップ式のポップアップカメラが背面に搭載されている。つまり画面上のボタンを押すことで、カメラが背面カメラとしても、あるいは前面カメラとしても利用できるのだ。またOnePlusと同じく、端末が落ちていることを落下検知センサーが動作すると、カメラが収納される。

カメラ機構だけでも注目に値するが、ZenFoneは普及価格帯のスマートフォンとしても魅力的だ。プロセッサはSnapdragon 855で、5000mAhのバッテリーが組み合わされている。また、ヘッドホンジャックが搭載されている点も評価できる。

近年は存在感を低下させていたASUSのスマートフォンだが、ZenFone 6のような魅力的な端末が、魅力的な価格で登場するのは喜ばしい。米国での発売情報なども、近いうちに発表されるはずだ。

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。