B Dash Campのプレゼンコンテスト、優勝は訪日観光客向けプラットフォームの「WAmazing」

WAmazing代表取締役の加藤史子氏

福岡県・博多で3月16〜17日にかけて開催中の招待制イベント「B Dash Camp 2017 Spring in Fukuoka」。その中で行われるスタートアップのプレゼンバトル「ピッチアリーナ」。17日に行われたファイナルラウンドには、16日のファーストラウンドに登壇した全20社から選ばれた5社がプレゼンテーションを繰り広げた。スペシャルアワードには外貨交換サービスを手がけるポケットチェンジが、優勝には訪日観光客向けプラットフォームを提供するWAmazingがそれぞれ選ばれた。5社の概要は以下のとおり。
衛星通信用アンテナのシェアリングサービス。人工衛星のための通信リソースをシェアすることでコストを下げ、使い勝手を高めることを目指す(紹介記事はこちら)。
許諾を受けたマンガのコマをSNSなどにエンベッドして利用できるサービス「マンガルー」を提供。
リリースから1週間で100万コマPVを達成。今後はアプリやメディアを提供するほか、課金サービスも予定
韓国発のスタートアップ、IoTを活用して水処理施設を管理するサービスを展開する。中国、台湾、シンガポールなどでサービスを展開する。
軽貨物ドライバーの配車サービス「軽town」を提供。アプリで荷主と個人ドライバーのマッチングを行うサービス。
訪日外国人観光客向けのタクシー配車、ツアー・アクティビティ予約、決済のプラットフォーム。専用アプリと無料SIMカード(500MBまで)を提供することで、ユーザーの利用を喚起する(紹介記事はこちら)。
海外旅行で余った外貨を両替し、各国の電子マネーと交換するサービス。ユニセフへ寄付することも可能だ。現在は羽田空港に端末を設置しており、1日100人が利用する。

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TechCrunch Japan

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