Belugaカミソリで、古代人のようにひげを剃ろう

口笛でベニー・グッドマンを吹きながら、シェービングフォームとポマードを塗ったあなたは、どんなカミソリを使うのだろうか?オレンジ色のプラスチックに埋め込まれた3回しか使えない7枚刃の化け物? ノー。4人の将軍と一般人ジョーを同じように剃れる美しい1枚刃。それは、Belugaだ。

少なくともオハイオ州シンシナティのZac Wertzはそう願っている。Wertzが立上げたBeluga Shaving Inc.は、超シンプルな両刃カメソリを使う手作りひげそりを作る会社だ。割れたビール瓶でも喜んでヒゲを剃る君のおじいさんが使っていたやつだ。しかし、他の1枚刃カミソリと異なり、このモデルは、回転ヘッドと特殊なガードによって、剃り残しなく、しかし血まみれにならずに剃れることを約束する。

彼はこう言っている。

《前略》ハンドルの材料には、精選されたリネンマイカルタを使用している。リネンマイカルタは、多くの高級ナイフに使われている高級プラスチックで、耐久性があり、水に濡れることによって滑りにくくなる。「プラスチックのキャデラック」と呼ばれている。手触りは暖かく自然で、時間と共に色が深みを増して使い込んだ時間を感じさせてくれる。《後略》

念のために言っておくが、これには何のハイテクも使われていない。どちらかというとこれはデザイプロジェクトだ。しかし、いろいろなひげそりソリーション、例えばDollar Shave Clubの使い捨てや、他の超簡単カミソリを試した人にとって、これは目的に適った道具だと思う。古いやり方がベストだと信じ、少しでも森林を保護したいと思っているわれわれにとって、資源の節約は大切であり、10枚刃のモンスターもスムーズかもしれないが、やはり一番スムーズなひげそりは、カミソリの刃、ハンドル、そして一杯のウィスキーと少々の睡眠薬で落ち着かせた手によって成されるものだと私は思う。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook