Boseの新ポータブルスピーカーはAlexaとGoogle アシスタントを搭載

Bose(ボーズ)のポータブルスピーカーは低価格帯の製品が多く、JBLといったブランドとの競合をもたらしている。しかし「Portable Home Speaker」という無味乾燥な名前の製品は、ポータブルとプレミアムの中間に位置づけられる。つまり、それなりの価格がするということだ。

この349ドル(約3万7000円)のスピーカーは、Amazon(アマゾン)のポータブルスピーカー「Amazon Tap」とは大きく異る。価格の割にはかなり小さく、また上部には大きなハンドルが備え付けられており、部屋から部屋へと持ち運ぶことができる。

BoseはGoogle アシスタントとAmazonのAlexaの両方に対応する姿勢を続けている。またAirPlay 2やSpotify Connect機能も内蔵されており、Bixby以外のほぼすべての機能を備えている。つまり、冷蔵庫との連携はできないかもしれない。

上部には物理的なボタンも搭載されており、重要なことにマイクのオフも含まれる。防水性能はIPX4となっており、水しぶきや軽い雨には耐えられるが、水没には耐えられない。また報道資料からもわかるように、屋外での使用は意図していないが、ピクニックに持ち出すくらいなら問題ないはずだ。

Portable Home Speakerは9月19日に発売される。競合製品は多く、またSonosもBluetooth対応のスマートスピーカーを開発しているするようだ。

[原文]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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