Cloudflareがまたしてもダウン、広域のサイトに影響

もし「502 Bad Gateway」という表示を見たとしたら、良くも悪くも、あなた一人だけではない。Cloudflareでは米国時間7月2日の朝に大きな障害が発生し、多くのサイトがその影響を受けている。実際に同社のシステム状況ページには世界的な障害状況が記載されており、世界中の主要都市がずらりと並んでいる。

Cloudflareは非常に広域に及んでいるこの問題を認めており、またその解決に取り組んでいるようだ。「Cloudflareは問題の修正を実装しており、現在経過を監視している」と、同社は伝えていえる。「問題が解決したら、ステータスを更新する」

 

アップデート:Cloudflareの共同創設者かつCEOのMatthew Prince氏は、現在起きている状況を説明している。「CPU使用率の大幅な上昇により、プライマリとバックアップのシステムの両方が停止した。これにより、すべてのサービスが影響を受けた。ただ、アタックの兆候は認められない。CPU使用率の上昇の原因となったサービスを停止しており、通信トラフィックは通常レベルに戻った。現在、根本的な原因を解明している」

Prince氏によれば、問題は解決したという。影響を受けたサイトは、通常のサービスに復帰する。

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。