Convoyが約440億円を調達、オンデマンドトラック輸送プラットフォームを拡大

トラック運転手と荷主を結ぶデジタル貨物ネットワークであるConvoyは、競争が激化する市場でビジネスを拡大するため、シリーズDラウンドで4億ドル(約440億円)を調達した。

この資金調達ラウンドでConvoyのポストマネーのバリュエーションは27億5000万ドル(約3000億円)となった。

このラウンドは、Generation Investment Managementと既存株主であるT. Rowe Price Associatesがリードした。IPO前のテクノロジー企業への投資を好む資産管理会社のBaillie Giffordのほか、Fidelity and Durable Capital Partners、シリーズC投資家のCapitalGとLone Pine Capitalもこのラウンドに参加した。

Convoyは、Jeff Bezos(ジェフ・ベゾス)氏、SalesforceのCEOであるMarc Benioff(マーク・ベニオフ)氏、U2のBonoとThe Edgeなど、多くの有名な投資家とその資金を引きつけた。創業以来4年間で、Convoyは総額6億6800万ドル(約730億円)以上を調達した。初期からの投資家には、Greylock Partners、Y Combinator、Cascade Investment(ビル・ゲイツの民間投資ビークル)、Code.orgの創設者Partivi(パルティビ)兄弟などがいる。

投資された資金は有効に使われている。 Convoyの共同創業者であるDan Lewis(ダン・ルイス)氏とGrant Goodale(グラント・グッデール)氏は2015年に貨物運送業者の近代化に着手した。

貨物取扱量は2016年は週に数百個だったが、今や米国全体で週に数万個となった。Convoyのプラットフォームが人間に代わって100%のマッチングを実現する。

Convoyには約100のルートもあり、その多くはシカゴ、ミシガン、カリフォルニアなどの経済ハブに集中している、とルイス氏はTechCrunchに語った。

850人を抱える同社は、今回のラウンドの調達資金で諸施策を加速したいと考えている。だが、Uber Freight、Loadsmart、Flexportなどのオンライン貨物市場との激しい競争に直面することは間違いない。

Convoyは拡大戦略の一環として、プラットフォームに新機能を追加した。 トラック運転手が一度に複数の荷物を予約できる自動リロード機能を2019年に加えた。またConvoy Goも追加した。これにより、ドライバーはトラックのキャブ(運転席と助手席の部分)のみを持ち込み、事前に貨物を積載したトレーラーに接続できるようになった。

画像クレジット:Convoy

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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