DigitalOceanがBitnamiとパートナー、100種以上の有力Webアプリケーションを簡単にインストール

2

シンプルなホスティングサービスとして人気のDigitalOceanが、このたびBitnamiパートナーして、複雑なアプリケーションのインストールをさらにシンプルにした。

DigitalOceanのユーザはBitnamiを2ヶ月間無料で利用できる。これによりインストールが単純化されるアプリケーションは、WordPressやGhost、Drupalなどベーシックなもののほかに、バージョンコントロールのGitLabやElasticsearch、SugarCRMなどの複雑なアプリケーションもOKだ。

1

これまでDigitalOceanは、そのアプリケーションディレクトリに、WordPress、Drupal、MongoDB、Docker、それにLAMP/LEMPスタックなど、およそ25のアプリケーションを加えてきた。しかし初期から急成長が続いた同社は、サービスの技術的側面のスケールアップに追われ、プロダクトとしての充実は後回しになりがちだった。そのため同社のアプリケーションカタログは成長が遅く、今日まで一貫して、ベーシックなものにとどまっていた。

DigitalOceanの協同ファウンダでCMOのMitch Wainerが今日の発表声明の中で、次のように述べている: “Bitnamiは、今市場にあるアプリケーションローンチパッドの中でいちばんシンプルだ。弊社のクラウドインフラもシンプルを追求し、ソフトウェアデベロッパの仕事ができるかぎり容易になるために、複雑で余計なものをなるべく省いてきた。”。

なお、アプリケーションのライブラリはDigitalOceanとBitnamiで一部重複しているが、Bitnamiのライブラリの方がよりロバストで、しかも、デベロッパに提供するオプションもより幅広い、という。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。