DJI、今週発表するミニドローンのティーザービデオを公開


DJIは今週水曜日(米国時間5/24)にニューヨークで行われる同社のイベントで発表する、新型ドローンのティーザービデオを公開した。先日招待状が送られた後、発表されるのは新しいミニドローンだろうと本誌は推測していたが、このビデオはそれを裏付けているようだ。

ビデオはDJIのティーザーではおなじみの空撮ビデオから始まるが、図書館の本棚の間や工事現場などの狭い空間を飛ぶドローンからの映像も見せている。これは、新しいドローンが現行機よりもかなり小さいことを確信させるものだ。Mavicでさえビデオに出てくる空間には収まりきらない。

そしてもしこのヒントだけでは不足なら、ビデオの最後で点滅するテキストにはこう書かれている「その〈サイズ〉を見逃すな」。

DJI Sparkと呼ばれると噂されているドローンの写真が最初に見つかったのは去る4月だった。そこに写っていた機体はMavicの半分ほどの大きさで、固定アームと下向きのセンサーと上下動のみ可能なジンバルを備えていた。

まだリークしていないものの一つは価格だ。新ドローンがMavicの999ドルより安くなることはほぼ確実だが、現在499ドルで販売されている同社のエントリーモデル、DJI Phantom 3と比べて安いか高いかはまだはっきりししていない。

出荷時期もわかっててない。DJIにとって早期に出荷する恩恵はあるが ―― 夏のアウトドアシーズン(と父の日)に間に合うように ―― この会社にはMavicの発表後に製造が遅れた前例がある

上のビデオをご覧あれ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。