E Ink、多色ePaperを開発。ただし電子書籍リーダー用はまだ

pencils

多くのeリーダーで使用されているePaperのメーカーであるE Inkが、非常に多くのカラーを表示できる全く新しいタイプの反射型ディスプレイを発表した ― ただしこの技術は当面デジタルサイネージ専用だ。

カラー反射型ディスプレイは新しくないが、これまでの技術で満足の行くものはない。個人的に、カラー電書リーダーはいつも色あせて見える ― 鮮やかな雑誌や子供の本と比べると見劣りする。

E Ink’s E InkのAdvanced Color ePaperは3万2000色を表示可能であり、他の電気泳動ディスプレイと異なり、個々のピクセルに全部の色を作るのに必要な顔料が含まれている。これは大きな技術的挑戦だ。顔料は混合色を作るために〈効率よく〉混ざる必要があるが、〈実際〉には混じらない。 「複数の着色顔料の位置を制御するために、数多くの材料や波形を発明する必要があった」とE Inkのプレスリリースに書かれている。

その結果、解像度、コントラスト、および表示品質全体が向上した ― しかし現在E Inkにあるのは、20インチ2500 x 1600ピクセルのパネルだけだ。 SlashGeaの映像で見られるように、発色はやはり弱い。店内のサイネージとしてはすばらしいが、150ピクセル/インチの解像度は、近くで見る用途には耐えられない ― 電書リーダーのように。
とはいえ、初期の電書リーダーは解像度もコントラストも良いとは言えなかったが、以来大きく進歩してきた。これはACePテクノロジーの第一世代であり、初めての、真に有望な電気泳動カラーディスプレイだ。

サンフランシスコで開催されているDisplay Weekには、ACepをはじめとする様々なディスプレイソリューションが展示されている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。