E-InkとQuirk Logicが作った巨大電子ペーパーのディスプレイQuillaはホワイトボードのリプレースをねらう

Span Content across multiple devices.

テレビのサイズのeリーダーがあったら、何をするだろうか? たぶん、その上でeブックは読まないだろう。E-InkとQuirk Logicは、“何かを書くだろう”と考えて、まさにそのための製品Quillaを発売した。立て看的にも使えるし、ホワイトボードとしても使える42インチのディスプレイだ。

電子ペーパー関連のニュースや製品はいつも気になる方だけど、この製品はしかも、かなりクールだ。E-Inkが作った最大のディスプレイだが、その最初の応用製品がこれだ。それはQuirk Logicとの3年間のコラボレーションの成果でもある。

quillawrite

電池で駆動するQuillaは重さが22ポンド、厚さは2ミリ弱だ。壁にかけるのも外すのも楽だし、大きさは2Kでも4Kでもない2160×2880、テーブル上にも置ける。図表や主文の下や横などに小さな文字で注記を書いても、十分に読める。

Surface Hubの超簡素バージョン、といった趣(おもむ)き。マルチタッチのジェスチャーとかムービーなどの豪華な機能はないが、グラフィクスは表示できるし、書いた(描いた)ものは保存できる。複数のQuillasをつなぐと、マルチヘッドの巨大ディスプレイになる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

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