Fresco News、報道のクラウドソース化で120万ドルを調達

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Fresco Newsは120万ドルのシード資金を調達した。

今年6月に私がこのスタートアップについて最初に書いた時、ファウンダー・CEOのJohn Meyer(写真上)は、ユーザーが最新ニュースのコンテンツを見るだけでなく、本職の報道機関に写真やビデオを提供する役割を担えるアプリを作っていると話していた。

つまるところ地方新聞や放送局は、あらゆる出来事に記者を送り込む人的資源を持っていない。特に、火事等ですばやく遠隔地に行きたい場合。そこで報道機関が指名して、火事現場の写真が必要であることを近くのユーザーに通知できるようにした ― 寄稿者は報酬を受け取り名前も載る。

Meyerは、この数ヵ月間にニュース編集室ツールを拡張し、今月公開された改良版iPhoneアプリの指名機能も強化したと語った。同社によると、既にAssosicated Press、Media General、Calkins Mediaをはじめ、「数十」の小規模ニュース機関がこのツールを使っている。

シード資金の出資者は、CNNの共同ファウンダー、Rsse Schonfeld、MediaBistroのファウンダー、Laurel Touby、元Yahoo幹部のRoss Levinsohn、元NewsCorp/AOL幹部のJonathan Miller、Science Inc.のファウンダー、Michael Jones、Fresco Capital、1517 Fund、Social Starts、およびWavemaker Partnters。

次のステップは、システムにもっと多くのニュース編集室を作ることで、Meyerは既に長い待ち行列が出来ていると言っていた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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