Galaxy Note10+ではVerizon向けの5Gバージョンも登場

5GバージョンのiPhoneは、おそらく来年までは期待できない。しかし次世代の通信技術に関していえば、Samsung(サムスン)はすでにそれを実現している。今年2月には全部入りのGalaxy S10を発表したが、これが同社初の5Gモデルだ。この端末は先月に発売された。

米国時間8月7日にブルックリンで開催されたUnpackedイベントではGalaxy Note10+の5Gバージョンも登場したが、それほど強調されなかった。標準モデルのGalaxy Note10+との違いは、その値段だ。

このデバイスは8月23日にVerizon(ベライゾン)限定で発売され、標準版の1100ドル(約12万円)にたいして1300ドル(約14万円)となる。通信業者によるプランでは、36ドルの36ヶ月契約だ。

5Gを利用したときのバッテリー駆動時間など、その他の詳細は不明だ。ただし、Galaxy Note10+には4300mAhのバッテリーが搭載されている。さらに、蒸気冷却を利用したクーリングシステムも搭載されているので、5Gによる加熱問題をある程度解決できることが期待できる。

他のバージョンと同様に端末の予約は8月8日に開始され、同月23日から店頭販売が開始される。またT-MobileやSprint、AT&Tにも、おそらく年末までに5Gモデルが投入されることだろう。

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(翻訳:塚本直樹Twitter

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