Google、「ストリートビュー」に「タイムトラベル」機能を追加

日々、Googleのストリートビュー撮影車が走り回り、定期的にさまざまな場所の写真を撮り続け、そしてGoogleマップに公開している。これまではストリートビュー対応エリアにおける最新の写真のみが公開されていた。しかしこの最新版に加えて、過去のイメージも見られるようになるようだ。

ストリートビュー表示モードにした際に、画面に小さな時計アイコンが表示される。その時計アイコンをクリックすれば下部にタイムラインが表示され、そこに過去写真のプレビューが表示される。そこから選んで古い写真を見ることができるのだ。

どうやら、ストリートビュー撮影車は、たいていの場所を年に2度の頻度で訪問しているようだ。もちろん都市部の方が、より古い写真が残っているケースも多い様子。但しほんの数年前から撮影が開始された地域も多く(ストリートビュー自体のスタートが2007年アメリカにおいてのことだった)、それほど昔の写真が見られるわけではない。

Googleによると、今回の機能追加は、実世界を正確にうつすデジタルミラーを作ろうとする試みの一環であるとのこと。

新機能は本日から公開され始めたところだ(訳注:訳者環境では、いまのところ確認できていません)。また対応しているのはデスクトップ環境のみとなっている。今後、さまざまなプラットフォームに対応していく予定なのかどうかについては教えてもらえなかった。

原文へ

(翻訳:Maeda, H


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。