Google、ドローン支配を巡りAmazonに挑戦

歯みがき粉がなくなったので今すぐ欲しい? Googleがドローンで届けようとしている。マウンテンビューのIT巨人が今日発表した

GoogleはAmazonに続き、消費者向け配達用ドローン技術を構築していることを発表した。Amazonは、買い物客に小さなパッケージを配達するドローンを開発中であることを以前に発表している。

しかし、両社のビジョンは異なる。Googleの計画は、驚くほど早い配達、恐らく2分くらいを目指していると、The Atlanticの長文記事は伝えている。一方Amazonは、30分程度の時間に焦点を合わせている。

私は、Googleがどんな商品であれドローンを使って2分間配達を実現できるとは信じられない。商品の取り出し、荷作り、飛行時間、および配達に必要な時間は、サプライチェーンの効率化によって削減可能ではあるが限界がある。一方Amazonは、様々な商品を揃え配達することに関して多くの経験がありはるかに高い即応性を有している。

違いは他にもある。Googleのドローンは、商品を空中から下に降ろすが、Amazonの機体は着地する、少なくとも現在の方式では。

非軍用ドローンは、未だ初期段階にあるテクノロジーだが、今や企業の投資によって急速に成熟しつつある。

Googleは、一部の地域で従来型の自動車を使った同日配達サービスも運用している。この会社は、自動運転車も開発中であり、ベンチャーキャピタル子会社を通じてUberにも出資しいる。こうした行動から見て、同社のドローンへの取り組みは、物理的製品を移動する方式の一環であり、怪しげな科学実験ではなさそうだ。

The Atlanticは今日(米国時間8/28)、Googleのテクノロジーを未だに発達段階にあることを指摘した。

製造品質はピカ一だ。遠くからは、カスタム製エレクトロニクス満載の輝く完成品のように見えるが、近くで見ると、本体はハンドメイドで作り込まれていることがわかる。指紋の汚れもある。いくつかの部品は専門的に作られているようだが、社内の作業場で工作したと思われるものもある。これは進行中のプロジェクトだ。

というわけで、Googleドローン一般公開は、まだまだ先になりそうだ。

両社共に国の強い規制の壁に直面している ― 米国航空局(FAA)は、ドローンの商業利用を取り締る一方で、公式ドローン試験場をサポートしている。FAAが締切りを守っていないという不満も出ている。

Amazonは、規制の緩和を要望している。

次は何か? Google、Amazon共に、平均的消費者が欲しがるような安全で便利な機体を作るだけでなく、経済的に立ち上げ可能なものにする必要がある。これは並み大抵の挑戦ではない。

トップ画像提供:Google

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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