Google、画像検索ページをリニューアル。検索は効率的になり、サイトへのクリックスルー率も向上

google logoGoogleが新しい画像検索を発表した(日本ブログはこちら)。より高速かつ効率的に画像の検索ができるようになる。全員が一気に新しいページを使えるようになるのではなく、これからしばらくのうちに利用できる層が広がっていくことになる。

新しい画像検索ページでは、検索結果がインラインパネルに表示されるようになり、キーボードから画像を切り替えて表示することができる。また画像関連情報(メタデータ)もその場で確認できるようになっている(訳注:インラインパネルで選択している画像が、パネルの下に拡大表示される。従来はポップアップ形式で表示されていた)。

Google Image Search

Googleブログ(英語版)には、ウェブマスター向けのアナウンスも掲載されている。

・画像の詳細情報(メタデータ)を、これまでの別画面表示ではなく、画像の検索結果のすぐ下に表示するようにしました。
・画像脇に表示する情報量を増やしました。表示するようにしたのは画像を掲載しているページのタイトル、ドメイン名、画像サイズなどの情報です。
・ドメイン名をクリックできるようにしました。また、画像が掲載されているページヘのリンクボタンも設置しました。これにより、従来は2つだった掲載ページへのリンクが4つに増えています。テスト段階の調査では、これにより画像掲載サイトへのクリックスルー率が向上しています。
・元ページを詳細画像表示の背景にiframeで表示するのをやめました。ロード時間の短縮となり、またウェブマスターにとってはページビュー測定に無用なデータが入り込むことを防ぐことができるようになりました。尚、これまで同様にWebmaster ToolsのTop Search Queriesから、画像検索クエリーに関するデータを見ることができます。

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(翻訳:Maeda, H)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。