Google、Google PlayハードウェアストアにLG G Pad、Sony Z Ultraを投入―依然アメリカのみ

これは速かった。LGがうっかり予定期日前に公開してしまったG-PadタブレットがGoogle Playハードウェアストアに今朝早くも登場した。価格も報じられた通り、349ドルだった。さらにSonyのZ Ultraが649ドルでGoogle Play storeのラインナップに加わった。

しかし残念なことに、これらのデバイスがPlay Storeから販売されたのはアメリカ市場だけだ。

G Pad 8.3のスペックは事前の報道の通り(8.3インチ、1920×1200ディスプレイ、1.7GHz クアドコアSnapdragon 600チップセット、2GB RAM、 16GBストレージ)だが、Sony Z UltraのPlay Storeへの登場は青天の霹靂だった。

モデル名になんとなく聞き覚えがある気がするかもしれない。Z Ultraは今年前半にデビューして好評を得たXperia X Ultraのマイナー改訂版だ。Xperiaというブランド名が消えているのは消費者にとってはややわかりにくい。

ブランド認知の面はどうあれ、2.2GHzクアドコアSnapdragon 800、2GB RAM、6.4インチ 1080pディスプレイ、LTEサポートというスペックのZ Ultraは現在、有力なハイエンド・スマートデバイスの一つであり、 これまでのSonyのスマートフォンで間違いなく最優秀な製品だ。長い混迷の後、低価格モデルを切り捨てて再生を図ったSonyが競争激しいスマートフォン市場で失地回復の一歩を踏み出したのを見られて嬉しい。ただしGoogle Playストアで販売されるハードウェアに選定されたといって必ずしもセールスの成功に結びつくわけではない。

Sony、LGの両モデルとも現在すでにアメリカ50州の消費者向けに販売中だ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+