Google、YouTubeをワシントンに送り込む(それとも逆?)

Googleは、国会議員や候補者等国を動かす人々全般が、YouTubeを使って自らのメッセージを広め、有権者や市民に向かって話すことを望んでいる。つい先ほど同社は、Youtube for Governmentをスタートさせた。議員の中で最も世間離れしている人でも、簡単に参加できるように作られている。

近代技術の状況を「全く理解」していない政治家や政界の大物でさえ、YouTubeチャンネルを作り、デザインを変更し、他のYouTubeソースからコンテンツを収集し、ライブストリームを主催して、自分たちのコミュニティーとやり取りできるようになる。さらにGoogleは、興味を持った人々にYouTube Analyticsを勧めて、視聴者のトレンドを分析し、それに応じられるようにする。

大きな視点から見ると、これは政治家たちが、テレビやラジオよりも鍵を握る若者層に届きやすい、非伝統的メディアにもっと目を向けるべきだというメッセージである。実際、人々にオンラインで接することは新たな標準であり、オバマ政権がYouTubeでライブストリームイベントを行ったことからも、オンラインメディアを主要なメディアとして促える考えが、トップにまで行ったことを示している。

Googleの強力の支持によって、YouTubeはインターネット時代の新しいアゴラになれるのだろうか? それはまだわからないが、もしマクドナルドアプリを使って近くのマクドナルドを見つけられるのなら、世界最大のビデオプラットフォームを使って、公開演説を行えることは間違いない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook