Googleのストリートビュー・ラクダ、リワ砂漠を行く

Googleは、その地球を覆いつつあるストリートビュー画像を砂の上へと拡大した。改造したトレッカーカメラを本物のラクダのこぶに載せ、お伽話から抜け出てたようなアラブ首長国連合の汚れなき不思議の国、リワ砂漠で写真を取り込む。

トレッカーパックは、Googleが車の入れない道でストリートビューを撮影する時に使う ― ただし通常はヒトコブラクダではなく人間が着用する。これまでにGoogleは、グランドキャニオンカナダ北極地区他、様々な目的地のマップをトレッカーを使って撮影してきた。2013年のI/Oデベロッパーカンファレンスで、われわれはこのトレッカーキットを実際に背負ってみたが、ラクダにかかる負荷は問題なさそうだ。

これはストリートビューの拡張プログラム全般に言えることだが、このプロジェクトは、自分ではまず行くことが不可能な場所の驚くべき画像と見渡す限りの景色をいくつも紹介している。ハイテク撮影機器と時代を経た輸送手段の組み合わせが偉業に花を添える。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook