Googleのトリビア・クイズ、Smarty Pinsは地図マニアにはたまらない

例によってGoogleからちょっとした楽しい贈り物がある。今回は地図ベースのトリビア・クイズだ。Googleは今日(米国時間7/1)、Smarty Pinsというウェブゲームをローンチした。このクイズは芸術、カルチャー、科学、スポーツなど6分野から地理の知識を試す問題が出される。

これがけっこう面白い。問題はたとえば「ウィンナーシュニッツェルとウィンナーソーセージはこのオーストリアの首都から名づけられました」などという形で出題される。

地図上におなじみのGoogleマップのピンのアイコンが表示されるので、それを適切な場所にドラッグ&ドロップして回答する。答えは国や都市などの場合もあれば、特定の建物や名所であることもある。Googleに取材してみたところ、ワールドカップにちなんでサッカー関連のトリビアも出題されているそうだ。

回答者は開始時点で1000ポイントを与えられており、答えが1マイルずれるごとに1ポイント減点される。逆に速く正解した場合はボーナス・ポイントが与えられる。ポイントを使い果たすとゲームオーバーだ。

私が少し調べてみた限りでは、Googleはこのゲームを作るために特別のテクニックは使っていない。Smarty Pinsはいくつかのウェブ・コンポネントとMaps API、それに標準的なHTML5から成り立っている。デザインはアニメーションとシャドーを多用しているが、最近発表されたMaterial Design準拠ではない。

ゲームはこちらから

〔日本版〕例に挙がっていた「ウィーン」のように簡単な問題もあるが、「エレクトリック・フォレスト音楽フェスティバルの開催場所」というようなGoogle検索しないと分からないような問題もある。この場合は英語版Google検索を使った方が早く目的の情報を探せる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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