GoogleのビデオミーティングHangoutsをGoogleアカウント全般に開放、Google+会員の縛りなく誰でも出入りできるツールに

【抄訳】

Google+について実はあまりよく知らない人が多いようだけど、グレートなプロダクトが少なくとも二つある。ビデオミーティングのHangoutsと、Google+ Photosだ。PhotosはGoogle+というソーシャルネットワークの一部のようなものだけど、成長著しいHangoutsは今日(米国時間7/30)ついに、Google+離れをすることになった。

アップデート: Googleの最新のブログ記事によると、Googleのアカウントのある者は誰でもHangoutsを利用できるが、Google+のプロフィールは必要だ。ちょっと前のブログ記事では、“Google Appsのアカウントのある者”となっていた。

これまでは、Google AppsのユーザでGoogle+のアカウントのある者がHangoutsを利用できた。これからはその要件がなくなり、Googleのアカウントのある者なら誰もが、自分のデスクトップや、専用のChromebox for Meetingsデバイスからミーティングに参加できる。モバイルはまだだけど、Googleによると、それももうすぐだそうだ。Googleのアカウントで使えるHangoutsのアプリは、ScreenshareとChatだが、チャットをブロードキャストするHangouts on Airは使えない。

Google AppsのユーザはこれまでもHangoutsを単独で使えたが、今回の措置はその待遇を、“Googleのアカウントのある者全員”に広げたことになる。それは、Googleによると、ビデオによるコミュニケーションを万人のものにするためだ。

【中略】

Googleは複数の企業とパートナーして、彼らのシステムからもHangoutsにアクセスできるようにしている。たとえばBlue Jeans Networksは、同社の本来のH.323やSIPベースのビデオ会議システムからHangoutsのビデオミーティングに加われる。InterCallでは、そのオーディオによる会議からHangoutsに入れる。Chromebox for Meetingsのユーザは、スマートフォンでオーディオによる会議をしている者を、簡単にHangoutsに加えることができる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

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