Googleのベテランことトニー・ワン氏、マネージングパートナーとして500 Startupsに参加

サンフランシスコを拠点とするアクセラレーターの500 Startupsは、Tony Wang(トニー・ワン)氏を雇い、経営チームを拡大する。

ワン氏は2014年からCOO(最高執行責任者)を務めていたColor Genomics(カラー・ゲノミクス)というスタートアップ企業から500 Startupsに移る。Color Genomicsはベンチャーキャピタルから支援を受けている遺伝子検査キットの会社だ。Color Genomicsの前は、Twitter(ツイッター)でグローバルパートナーシップ&開発担当バイスプレジデントを務め、またGoogle(グーグル)の国際事業の法律顧問も務めていた。

ワン氏は声明にて「ベンチャーキャピタルの世界は、500 Startupsが過去十年間に渡ってリーダーとして投資してきた場所で、グローバル化という劇的な変化の最中にあります」と述べた。「世界中に才能ある起業家がいることは、500 Startupsが投資するユニコーン企業の数からも明らかだ」。

CEOのChristine Tsai(クリスティン・ツァイ)氏が率いる500 Startupsは、TalkDeskやTwilio、GitLab、Canvaなどに初期から投資している。

500 Startupsのシードファンドは4カ月のシードプログラムを通じて、6%の株式と引き換えに参加企業に15万ドル(約1600万円)を投資する。こちらでは500 Startupsの最新のプログラムを完了させたスタートアップの詳細が確認できる。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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