Googleの初心者向けコーディングクラスのGrasshopperがデスクトップ向けにも登場

Google(グーグル)は米国時間10月8日、初心者にプログラミングを教えるためのツールのGrasshopperがウェブベースのアプリとして、デスクトップでも利用できるようになったと発表した。Grasshopperは2018年にArea120からAndroidとiOS向けのモバイルアプリとしてローンチされ、それ以来数百万人によりダウンロードされたという。

デスクトップの大画面かつキーボードから利用できるようになったことで、デスクトップアプリによるコードの学習は、モバイルアプリよりもずっと簡単になった。例えば、デスクトップアプリではインストラクションやコードエディタ、結果のエリアを並べて表示できる。

Googleはさらに、Grasshopperに変数、演算子、ループなどの基本的なトピックの基本クラスに、2つの新しいクラスを追加した。新しいクラスは 「Using a Code Editor」 と 「Intro to Webpages」 で、HTMLやCSS、JavaScriptについてさらに学べる。

なぜ「Using a Code Editor」のクラスが有用なのかというと、最初のコースでのコーディング作業のほとんどは手作業でコードを入力するよりも、短いコードをクリックして正しい順序に並べることが多いからだ。

すべてのコースを修了すると、ユーザーは簡単なWebページを作成できるようになり、さらにCodecademyなどの他のプラットフォームでより難しいコースを受講できるようになる。

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。