Googleの簡易作曲システムSong Makerで曲作りを簡単に楽しく

GoogleがChrome Music Labに、新しい楽器Song Makerを加えた。その名のとおり、Song Makerは曲を作る。それは基本的には使いやすいシーケンサーで、ユーザーはブラウザーの中でメロディーを作る。ただしそれには、Music LabのMelody Makerツールのような自動化の機能はない。

それは本格的な作曲ソフトFL Studioではないが、楽しいし、ピアノやストリングス、木管楽器、シンセ、マリンバなどの中から楽器を選べる。小さなリズムセクションもあるから、曲にドラムスをつけられる。このほか、コンピューターにMidiキーボードをつけて楽器を演奏したり、歌を音符に翻訳してくれるレコーディングの機能もある。

Googleによると、Song MakerはMusic in Our Schools Monthのコンサートでローンチする。それはNational Association for Music Education(全米音楽教育協会)が企画した行事だ。

あなたの名曲ができたら、Song Makerがパーマリンクをくれるので、簡単に世界中と共有できる。この機会に、Music Labのそのほかの楽器も見てみよう。ぼくがとくに気に入っているのは、絵を音楽に翻訳するKandinskyだ。

Sound Makerを卒業したら、ブラウザーから使えるもっと複雑なシーケンサーがいろいろあるから、それらも試してみよう。代表的なのは、SoundationSampulatorAcid Machineなどだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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