Googleマップ・アプリ、簡単に複数目標の設定が可能に―タイムラインにメモも書ける

Camping site with a caravan and a four wheel drive parked under a tree by the Darling River in Australia.

Googleマップのモバイル・アプリがウェブ版マップと同様に複数目標の設定が簡単にできるようになった。夏休みのバカンス旅行でこの待望の機能を使えばルートに好きなだけ観光スポットを追加できる。訪問するスポットの順序を入れ替えるのも簡単だ。

新機能はまずAndroidアプリに追加されるが、iOS版もそれに続く予定だ。

Google Maps

この夏のアップデートでGoogleは大忙しだろう。今週に入ってGoogleはEarthとマップで表示される衛星写真の画質を強化することを発表している。

Googleはまたユーザーが旅行したルートのいろいろなスポット、夏に氷を切り出せる不思議な氷鉱山やアディロンダックの避暑地の名物のアウトドア・チェアーやらをタイムラインで思い出せるようにした。先週の水曜日に何か面白いことがあってもたいていは細かいことを忘れてしまう。マップの新しいタイムライン機能を使うとテキストや写真でそうした思い出を家族や友達と簡単に共有できる。つまり訪問した場所や活動に自分のメモを付加できるようになる。残念ながらこの機能は当面Android向けに限られるようだ。

そのうちGoogleマップで複数惑星を目標にした旅行ルートが組めるようになるかもしれない。その旅行にかかる時間も計算してくれるといいのだが。

 

〔日本版〕Googleのブログによると、マップ・アプリの右上のメニューにAdd a stopというオプションが追加される〔訳者の日本版マップではまだ追加されていない〕。従来の「目的地を追加」と同じ手順で自由に中間の目的地を設定できるようになるとしている。メニューからの長押しで目的地の順序を入れ替えることができる。また従来タイムラインでは訪問した場所しか編集できなかったが、ユーザーが訪問した場所や撮った写真にメモを付加できるようになった。目的地などについても有効なので将来の計画を立てたり、自分へのリマインダーを書いたりするのにも使える。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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TechCrunch Japan

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