Google Inboxチーム、Google Appsアカウントのサポートを約束。ユーザー需要が開発を早めた

私がGoogle Inboxについて書くと必ず、同じこの2つのコメントが繰り返される。相当数の読者が「まあ、試してみたけどハマらなかった」と言い、別の相当数の人たちは「カスタムGmailドメインで動いてさえくれれば」と言う。

もしあなたが後者のグループに属しているなら、良い知らせがある! Google Inboxチームは今日(米国時間12/3)、そのサポートが進行中であり、優先度を高めたことを報告した。

(カスタムGmailドメインは、長年様々な名前で呼ばれてきた。”Google for Work” と呼ぼうが、”Google for Business” あるいは “Google for Domai” と呼ぼうが、ここで言っているのは、GoogleのGmailサーバーとインターフェースを通じて、@whatevercompanynamehere.comアドレスを取れるサービスのことだ。

悪い知らせ? それがいつになるのか、凡その予定も決まっていないこと。

たとえこれまでいくら長くかっていたとしても、今後は少し速くなるだろう。Inbox公開後のGoogle Appsアカウント対応への需要の高さが、Inboxチームをして「みなさんにInboxを届けるための努力をスピードアップする」決断をさせた。

今日RedditのAMAに登場したInbox製品マネージャーの言葉を引用する。

他の要望と共にこれらのアカウントをサポートするために、われわれは懸命に対応してInboxをGoogle Appsユーザーに届けようとしている。
Inboxのユーザーたちがメールのワークフローを大きく変えることに対して柔軟であることは、われわれにとって嬉しい驚きだった。そしてGoogle Appsアカウント対応への需要の高さは、みなさんにInboxを届けるための努力をスピードアップさせた。もう少しの辛抱だ!

さらに、Chromeではないブラウザーのサポートも約束してくれた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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