Google Trendsがアップデート―知識グラフの利用で意味として関連する検索全体を対象に

Google Trendsはあるテーマについて人々がどれくらい関心を抱いているかを推測するのにたいへん便利なツールとなっている。しかし現在までGoogle Trendsの機能はかなり限定されていた。キーワードに対する相対的検索回数を時系列でグラフに表示する〔rice とharvardを単語として比較〕だけだった。

今回Googleは知識グラフ(Knowledge Graph)テクノロジーを利用してもっと正確な比較〔Rice大学とHarvard大学を比較〕 ができるようにした(Googleブログの記事)。

Google Trendsは入力された単語に対して意味的に関連する候補を自動的に提示する。これによってriceと入力しただけでRice Universityという検索キーワードが提示される。これで食物のライスなどのノイズを検索対象から排除できるわけだ。Googleによれば、TrendsはBarack Obamafootball (soccer)Hayao Miyazakiなど70万のトピックの意味的関連を認識できるという。

このシステムではミススペルがあっても正しい検索ができるし、映画『キル・ビル』の主演女優、Uma Thurmanの人気度を調べることもできる。また地域別人気度も表示される。

〔日本版〕 Googleによれば、Tokyoと入力した場合は単純に"Tokyo"という文字列が検索された回数が対象となる。しかしこのときドロップダウン・リストに"Tokyo-Captialof Japan"という候補が表示され、これを選択した場合、Googleは知識グラフを利用して「東京―日本の首都」に相当する表現(Tokyo、東京、captial of Japan、日本の首都)を広く集計対象とする。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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