Googleがエベレスト山周辺のストリートビューを作成…‘ストリート’はどこにもない山道だ

ネパールのクンブ(Khumbu)地方へ旅行する人はあまりいないと思うが、エベレスト山はそこにある。しかしGoogleのStreet Viewのおかげで、そこがどんなところか、よく分かるようになった(ゲームファンなら、あれっ、Far Cry 4背景じゃん、と思うかもしれない)。

この、Googleの最新の力作は、Street Viewとは呼べないだろう。ここはストリートというより、山道だから。Googleは、エベレストの頂上に到着した回数の世界記録(21回!)を持つApa Sherpaと、彼の財団Apa Sherpa Foundation、そしてネパールのNPO Story Cycleとパートナーして、10日間の旅程でこの地域の地図と写真を制作した。その結果として新しいStreet Viewの画像と、これまでよりも良いこの地方の地図が作られた。

それらの画像の中で、エベレストにいちばん近いのはGorak Shepだが、そのほかに、Apa Sherpaが1996年に作ったロッジEverest Summiteer Lodgeの内部の画像もある。また、そのほかのおもしろい画像として、ほかのロッジや、修道院学校、そしてときどき、ヤクの姿もGoogleは捉えている。おかげで、この仮想山道を旅すれば、鷲に襲われる心配はない。

〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。