GrammarlyがGoogle Docsでも使えるようになった、これで恥ずかしい文法間違いともお別れだ

GrammalyがGoogle Docsをサポートするようになった。ここ数年の間に、Grammarlyは優れた文法並びにスペルチェッカーの1つとして、市場でその名を上げている。だがChromeの拡張機能として、実質的にほぼすべての主要なオンラインツールやソーシャルメディアサイトときちんと統合されていたものの、これまではGoogle Docsは未対応のままだった。

何故ならGoogle Docsエディタは、そのリアルタイムコラボレーション機能のために、単純なテキストフィールドではないからだ。このためGrammerlyはそのサービスが動作するように少々余計な作業をしなければならなかった。拡張機能をインストールしたならば、今や他のWebアプリケーションと同じように機能するようになった(訳注:日本時間9月13日夕方の時点では、日本からアクセスする場合には、”Google Drive Not Supported”と言われてまだ動作しないようである)。

実際にはこの機能は、有料のプレミアムユーザーに対してベータ版として提供されていたのだが、今回全員に対して公開された。

GrammarlyがGoogle Docs上で動作するのを見るのは興味深い。実はGoogleも7月の時点で、独自の文法チェッカーをGoogle Docsに導入する予定だと発表していたのだ。ここでのGoogleの工夫は、基本的には、その翻訳ソフトウェアを支えているものと同じ機械学習技術を使って、ドキュメントの間違いをチェックするといるということだ。私の感想としては、Grammarlyは文法間違い(例えばピリオド、カンマの間違いとか)の恥ずかしさから、ユーザーを救ってくれるより包括的なツールを実際に提供してくれると思うが、Googleのツールはまだプライベートベータ版なので個人的にはまだ試すことができていない。

Grammerlyの有料プランは月額29.95ドルから始まるが、3ヶ月分あるいは1年分を前払いすることでディスカウントを受けることができる(さらに同社は定期的にその無料ユーザーに対してディスカウントを提案している)。月額が1メンバーあたり10ドル(最低3人の加入者)からスタートするビジネス向けのチームプランもある。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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