InkletアプリケーションがアップデートしてMacのForce Touchトラックパッドでドローイングができる…専用スタイラスはもう要らない

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今日(米国時間3/24)リリースされたTen One Designのアプリケーションのアップデートは、Force Touchトラックパッドからの感圧入力をMac上のどんなドローイング(お絵かき)アプリケーションでも可能にする。そのInklet 1.6は、Mac用の入力ハードウェアで感圧機能をサポートし、最新の13インチRetina MacBook Proと、近く出る新型機、12インチのMacBookで使える。〔訳注: 関連記事…この記事の文章より分かりやすい。〕

Inkletは2010年からあるが、Macのトラックパッドをお絵かき入力に使えるものの、感圧入力は同社のPogoペンを使わないとできなかった。これからは、どんなスタイラスでも使えるし、自分の指でもよい。線の太さは、トラックパッドを押すときの圧力でコントロールする。

実際に使ってみたが、ドローイングの感じはWacomのタブレットBambooシリーズの小さい方に似ていて、慣れないと位置決めが正確にできない。アプリケーションのデフォルトではトラックパッド全域が明るい領域なので使いやすく、またいろんなジェスチャ(二本指ピンチなど)にいろんな機能(ズーム、回転など)を割り当てている。

また、スペースバーを押し下げるなどにより入力の検出のされ方を変えたり、圧力の感度や強弱の幅を調節できる。とにかく、自分がいちばん快適に使える状態にできるのだ。しかし2015年型13インチRetina MacBook Proの上で最新バージョンのPhotoshopを使うと、若干、反応に遅れがある。同社は無料のデモを提供しているから、25ドル払ってニューバージョンのアプリケーションを実際に買う前に、我慢できる遅れかチェックした方がよい。

でもこれは、旅先などでスケッチをするのには最適だ。専用のタブレットは要らないし、しかもPhotoshopを完璧に使える。自分の手の動きとの対応関係を十分会得したら、浮かんだアイデアを…忘れないため…即スケッチするのにぜひ使いたい。緊急のときには、もっと高度なグラフィクスにも使えるだろう。

Ten OneはAutographアプリケーションもアップデートして、Force Touchトラックパッドの感圧機能をサポートするようになったから、前よりもなめらかで、本物のインクに近いサインを書ける。こちらも、今日リリースだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa