Instagram、誹謗中傷対策としてコメントをオフにする機能を追加

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Instagramは本日、今四半期第3弾となる安全機能をリリースした。Twitterの誹謗中傷対策は後手に回っているが、それをさらに遅く見せる素早さだ。Instagramは今朝、Instagramのユーザーがサービス内でどのように他のユーザーと関わるかやアカウントをより適切に管理するための新機能を3つ発表した。個別投稿へのコメントをオフにする機能、プライベートアカウントのフォロワーを解除する機能、そしてコメントに「いいね」が付けられる機能だ。

最も目立つ変更は、コメントをオフにする機能だろう。

ウェブでは多くのパブリッシャーが、記事の題材や主張内容に誹謗中傷や不適切なコメントが付く懸念がある場合、コメント機能をオフにしている。これにより批判や攻撃的な意見を他のコメントと同等に扱うことを避け、大きなプラットフォームを悪用する人を抑えることができる。

Instagramでも同じように、注目が集まる投稿者のアカウントのコメント欄が荒れることがある。セレブの場合、その荒れ具合にInstagramのアカウントごと削除した人もいる。今後は、コメントをオフする対策が取れるようになる。

コメントのオフ機能は、Instagramが以前リリースしたキーワードでコメントにフィルターをかける機能の追加に続くものだ。これは会話を健全な状態に保つのに重要なステップであったものの、コメント欄は時にコメントを許容できないほど荒れる場合もある。

コメントのオフ機能は、すでにいくつかのアカウントで利用可能になっているとInstagramは言う。数週間内には全員が利用できるようになる予定だ。

この機能を使うには、写真を投稿する前に「詳細設定」をタップして、「コメントをオフにする」を選ぶ。投稿後、「…」メニューからコメント機能を再びオンにすることも可能だ。

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また近々、健全なコメントを促進するため、コメントに「いいね」をつけることができるようになる。Instagramは、この機能はコメントを評価するものではないという。「いいね」の付いたコメントが最初に表示され、中傷的、あるいは品質の低いコメントは下に表示するといった機能ではない。ただ、将来的にそのように変更することも検討しているそうだ。

3つ目の機能はプライベートアカウントでは、フォロワーをブロックする代わりに、フォローを解除することができる機能が付く。アカウントを作成した時、公開アカウントと設定したものの、途中から友人や家族とだけ共有したいプライベートアカウントに変更したいと思った時に使える機能だ。これまで途中で設定を変え、フィードを今後表示させたくないユーザーを静かに解除する簡単な方法はなかった。

「…」メニューのフォロワー一覧からフォロワーを解除することができる。ユーザー名の隣にあるボタンで解除でき、解除されたことが相手に通知されることはない。

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またInstagramは本日、自傷行為を匿名で報告することができるようになると発表した。フォローしている誰かが自殺や自傷のリスクにある場合、声を上げやすくなる。ただ、この機能はすでに今年の秋、発表していたものだ。Instagramはサービスをより安全でユーザーが安心して使用できるようになるための長期目標の一環として再びこの機能に言及している。

Twitterと比べると、Instagramでの誹謗中傷対策は遥かに進んでいる。だが、Instagramはこれらのアップデートは始まりであり、今後も対策を行っていく計画だと伝えた。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

投稿者:

TechCrunch Japan

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