iOSとAndroidに新しい絵文字がたくさんやってくる

明日は世界絵文字デーだ。なぜ世界絵文字デーがあるのかって?知らない。でも、明日がそうなのだ。

この日を記念して、AppleとGoogleの両社は、近くそれぞれのオペレーティングシステムに搭載する新しい絵文字(emoji)について計画の一部を明らかにした。両社とも全部で60文字程度の絵文字を追加する。ナマケモノやカワウソのような愛らしいものから重要な意味をもつアイコンまでさまざまだ。

まず、両社ともに、カップルが手をつないだ絵文字を作り直し、性別、肌の色にかかわらず誰とでも手をつなげるようになった。

handhold

さらにGoogleはAndroid Q以降、Unicode文書で性別が特定されていないエモジ(警察官や散髪している人などその他51種類)は、「gender ambiguous design」(性別があいまいなデザイン)を標準にすると発表した。絵文字を長押しすることで、「男性」または「女性」を表すデザインを選ぶこともできる。

両プラットフォームとも、アクセシビリティーを意識した絵文字を数多く追加した。Appleはこれらの絵文字をUnicodeコンソーシアム(公式絵文字セットを規定する団体)に昨年提案し、今年2月に承認を得た

dog

介助犬

wheelchair

異なるタイプの車椅子を使う人たち

prosthetic

義手と義足

white cane

白い杖を持つ人

ほかにも、動物から手斧まで山ほどの新しい絵文字が加わった。

sloth

ナマケモノ

flamingo

フラミンゴ

otter skunk

オランウータンとカワウソ、スカンク

新しい衣服もたくさん入った。

clothing

サリと救命胴衣、水泳パンツ

そして、これまでなかったことに少々驚かされる絵文字もある。

yawn

あくびをするニコニコマーク

最後の1つは、SlackやTwitterで1日に少なくとも43回は皮肉をこめて使われると固く信じている。

Appleは新しい絵文字が今秋のiOSに登場すると言っており、Googleは今年中にAndroid Qのリリースとともにやってくると言っている。2019年にやってくる絵文字の全リストを見たい人は、Emojipediaにある。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。