iPhoneを3Dカメラに変えるPoppy、Kickstarterでデビュー

この仕事をしていると、楽しく、新しくて、面白くて、「ワォ、なぜ誰も思いつかなかったんだろう」と思うものに出会うことがある。Poppyを見た時の第一印象がそれだった。これは、iPhoneを使って3D写真みビデオを撮影して見るための小さくてカワイイ機械だ。

Poppyは、Kickstarterに登場した最新の小さなガジェットで、写真やビデオを3Dで撮りたい人全員に、新しくて楽しいオモチャを与えてくれる。そして売る気のある価格設定だ ― 50ドルを切るPoppyは、欲しい人ならおよそ誰にでも手に入るし、友達や家族へのちょっとクールなプレゼントにも最適だ。

Poppyは、Viewmasterを大きくしたような外観だ。そう、あの子供の頃に見た3Dフォトビュアーだ。円盤を回すと別の3D画像がファインダーに浮かぶ。懐しいだろう?(*)

それはともかく、Poppyはある意味でしくみもViewmasterに似ている ― ただしあの奇妙な円盤を入れる代わりに、スロットにはiPhoneを入れる。次に機械の前半分を回転させてiPhoneカメラに合わせると・・・これであなたも3D写真を撮って見ることができる。

しくみはすべて鏡の科学によるが、科学は大して面白くない。とにかく私を信じてほしい。このオモチャはイケてる。

画像とビデオはすべて保存されるのでiPhoneで見ることができる。しかし、正直なところ誰かが撮った3Dビデオも見たいんじゃないかな? 君は運がいい! Youtubeに山ほど自慢げにアップされているビデオも、このデバイスで見ることができる。

Poppyを支えている人々は、Kickstarterで4万ドル集めることを目標にしている。可能な数字、たと思うだろう。一口乗って一台手に入れよう。年内には出荷される予定だ。

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* 私が何の話をしているのか全くわからない世代がいることを知って悲しい。

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(翻訳:Nob Takahashi)


投稿者:

TechCrunch Japan

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