Just Eat、ロンドンで自走ロボットを使ったテイクアウト配達を正式運用

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ロボットが料理を届けてくれる。ロンドン市グリニッジの住民は、近くのテイクアウト用レストランから料理を注文すると「最後の1マイル」を無人の6輪保温ロボットが運んでくれるサービスを受けられるようになった。Engadgetによると、ロボットは今年実施していたテスト期間を経て「正式運用」に入った。

聞かれる前に言っておくと、ロボットは「不正開封防止」機構を備えているので、おいしそうなカレーの匂いをかぎつけた通行人がこじあけてタダ食いする心配はない。また、セルフィーを撮るために来て欲しいと思った人は残念 ― ロボットはランダムに割り当てられるため、たとえ運よくグリニッジの対象地域に住んでいる人も、Just Eatに配達方法をリクエストすることはできない。

このデリバリーサービスにロボットを提供しているStarship Technologiesは、Skype出身のAhti HeinlaとJanus Friisのふたりが設立したスタートアップだ。先日連絡を取ったところ、テストの目的は、歩道を走るロボットを見て人間がどう反応するかを見るためでもあったと話した。どうやら少なくともグリニッジでは、良い結果がでたようだ ― この地域で陸上ドローンの数を増やすと共に、来年にはロンドンの他の場所にも広げていく計画だ。

Starshipのロボットは大西洋の向こうを走っているだけではない。既にワシントンDCでの試行が承認されており、サンフランシスコでも今年暫定許可を受けた

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook