Metroid Prime 4の開発が脱線転落で任天堂はデベロッパーを変えてゼロからやり直す

Metroid Prime 4はE3 2017のあのつまらないトレーラー以降、音沙汰ないなぁ、とお思いのみなさま、 Nintendoが今日(米国時間1/25)やっと、意外なほど率直な声明を出しました。ビデオに登場した上級役員Shinya Takahashi(高橋伸也)の説明では、そのゲームの開発は同社のスタンダードを満たしていないそうだ。

そこで同社はスタジオを変えて、Retroに戻った。そこは初期のPrimeシリーズを開発したところだ。RetroのプロデューサーKensuke Tanabe(田邊賢輔)が、すべてをスクラッチからやり直す。

Takahashiは、カメラを向いて、申し訳無さそうにこう説明する: “この変更は開発を最初からやり直すことを意味する。したがってゲームの完成は最初の計画より遅れる。遅れによって多くのファンをがっかりさせたことは、十分に自覚している。Metroid Prime 4のローンチを、多くのみなさまが心待ちにしておられたことも、十分に承知している。”

開発に時間がかかっていただけに、Nintendoのこの人気作にとっては打撃だ。開発の後期にデベロッパーを変えるなんて、とっても異例だし、それを公(おおやけ)に謝罪するのも異例だ。でもしかし、このごたごたは、Nintendoがゲームのスタンダードに関してとっても厳しいから、起きたことなのだ。今は、そっちに注目したい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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