Microsoft、Windows 10のアップデートを公開するも説明は殆どなし

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「このアップデートには、新しい機能と改善を通じてWindows 10の機能性を向上するための非セキュリティー関連の変更が含まれています ー Microsoftの誰か

Microsoftは一連のWindows 10アップデート群を今日(米国時間8/5)公開したが、ユーザーによってすでに適用済みのものとそうでないものがあるかもしれない。すでに一部を適用済みの人は、まだ適用されていないアップデートを受け取ることになる。

それで、アップデートには何か入っているのか?中身はかなり多い。ちょっと調べたところ、いくつかいいものも見つかった。変更点のリストより抜粋:

  • 当初8月2日にアップデートされた45件のアップデート。
  • 当初6月18日にアップデートされた761件のアップデート。
  • 他の日付のその他多くのアップデート。

今日の午前、Microsoftに問い合わせて、アップデートの内容や何を修正したかに関する明確な説明あるいは助言がないか尋ねた。今のところ返答はない。

あえて憶測するなら、これは最近までユーザーに対して小刻みに配布されたものを集めた単なる累積アップデートだろう。したがって、インサイダープログラムに入っていた人 ー WIndows 10を公開前に使っていたテスター ー にとっては、おそらく新しいものは殆どない。しかし、OEMが早い時期にWindows 10をROMに焼き込んでいれば、Microsoftはあらゆる部分を確実に磨きあげたいと思うだろう。そのためのアップデートだ。

あるいは、Microsoftが我々に伝えることを適当でないと考えたか。

MicrosoftはWindows 10を継続的にアップデートする方針だが、それは少しばかりの背景を説明できないという意味ではない。特に、Windows 10のレビューサイクルがあれだけ強力だったことを考えると、このOSを機能的な形で世に出したあの透明でオープンなコミュニケーション戦略が、公開後こんなに早く消滅することは奇異にさえ感じる。

ともあれ、何か新しいコードがあるようだ。手に入れよう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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