MWCをコロナウイルスでキャンセルする企業一覧

世界最大のモバイル展示会ことMobile World CongressMWC)が、バルセロナでほぼ2週間後となる224日から27日の日程で開催される。

毎年恒例の国際電話業界のイベントには、4日間で200カ国から10万人以上の参加者が集まり、大手携帯キャリアや大手テクノロジー企業(ただし、Apple:アップルは独自イベントを好む)が出展する。

しかし世界保健機関(WHO)が先月末、世界的な緊急事態を宣言したコロナウイルスの発生に国際的な関心が集まっていることから、参加の取りやめを発表する企業が増えている。TelenorTCLZTEなどの企業はプレスイベントを中止したり、あるいは規模を縮小すると述べたりしているが、それでも参加する予定だ。また米国時間211日、中国スマートフォンメーカーのXiaomi(シャオミ)もTwitterにて参加を認めた。

MWCの主催者であるGSMAは、同イベントでコロナウイルスの感染リスクを減らすことを目的とした一連の規制を発表し、その中にはウイルスが最初に確認された地域からの旅行者の参加禁止も含まれている。また、参加者の温度スクリーニング、感染者と接触していないことの自己証明、そして物理的な接触を制限するための 「握手禁止」の提案などを伝えている。

GSMAによると、今年のMWCには2400社以上が出展する。

カンファレンスへの参加をキャンセルした企業のリストは以下のとおりだ。

  • Accedian
  • Amazon(アマゾン)
  • Amdocs AppsFlyer(メールにて確認)
  • Ciena
  • CommScope
  • Dali Wireless
  • Ericsson
  • F5 Networks(メールにて確認)
  • iconectiv
  • Intel(インテル)
  • InterDigital
  • LG
  • MediaTek(メディアテック)
  • NTTドコモ
  • Nvidia(エヌビディア)
  • 楽天(メールにて確認)
  • ソニー
  • Ulefone
  • Umidigi
  • Viber(メールにて確認)
  • Vivo

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。