NBAレジェンドの“マジック”・ジョンソン、Squareの取締役に就任

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今年の夏から、Squareの取締役にアーヴィン・“マジック”・ジョンソン(Earvin “Magic” Johnson)が加わることになったそうだ。

元バスケットボールプレイヤーで、ビジネスマンとしても大成功をおさめている。マジック・ジョンソンの獲得はSquareにとっても大いにプラスとなるに違いない。NBAの伝説的プレイヤーであるばかりでなく、不動産業なども展開するJohnson Development Corporationなども運営しており、慈善活動を行うMagic Johnson Foundationの運営なども手がけている。

Squareのリリース文書の中でジョンソンは「取締役に就任する準備は整っています。いかなる場所でも最善を尽くし、勝利を獲得していくつもりです」と述べている。

ちなみにジョンソンは、1991年に自身のHIV感染を明らかにして以来、HIV/AIDSの啓蒙や予防活動にも大いに力を入れている。

情報筋によれば、ジョンソンの取締役就任はSquareの知名度向上を狙ってのものであるとのこと。シリコンバレーやニューヨークでは大きな注目を集めてはいるが、それ以外の地域にも進出し、そして新たなビジネスを獲得していきたい考えだ。

「あらゆるエリアで成功をおさめてきたジョンソン氏は、あたかも永遠のチャンピオンであるように感じています」とSquareのCEO(および現在のところはTwitterでも暫定CEOを務めている)であるJack Dorseyは言っている。「成功をおさめたアントレプレナーであるという点はもちろんのこと、さまざまな面での成功体験が、Squareのセールス面はもちろん取締役会にもさまざまな好影響をもたらしてくれるものと信じています」。

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(翻訳:Maeda, H

投稿者:

TechCrunch Japan

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