Netflixが「バード・ボックス」チャレンジを止めるように懇願

Netflixは、口コミで社会的流行を見せている、人びとがホラー映画「ボード・ボックス」の中のキャラクターのマネをして、目隠しをして周囲を歩き回るという行為に対して警告を発した。

馬鹿騒ぎと病院行きが始まっている。

年末休暇を友人のところで過ごして、Netflixを見ていない人のために、まず簡単に解説しておこう。Netflixが、サンドラ・ブロック主演の、バード・ボックスというホラーコンセプトムービーを公開した。バード・ボックスでは、ブロックと彼女の子供たち(ボーイとガールと呼ばれている)が目隠しをしながら、川と不気味な森を通り抜けて行く。目隠しをする理由は、もしその姿を見かけたなら死んでしまう邪悪なモンスターから身を守るためだ。

この映画は視聴記録を打ち立てただけでなく、目隠しをして何かの作業(その多くは映画に登場するもの)をする様子を録画しようとする#BirdBoxChallengeミーム(ミームとは文化的現象のこと)の群れを触発した。

もちろん、こうしたビデオは録画して終わりではない。それらはソーシャルメディアで世界と共有されている。あるバイラルミームでは目隠しをした家族が浴槽でバタ足をしているところを見せ、また別の動画では、居間を走り抜ける家族と、その中のひとりが壁にぶつかってしまう様子を見せている。もちろん、様々なひとたちが目隠しをして、ニューヨークのような都市を目隠しをして歩くビデオが大量に存在している。運転中に頭にすっぽりと帽子をかぶった人間さえいる。

こんな感じのものだ。

モーニングトークショーも流行に乗っている。

先月Netflixは、4500万以上のアカウントがバード・ボックスをダウンロードしたことをTwitterで公表した。これはNetflixフィルムにとって第1週の新記録となるものだった。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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