Netflixの実写版「カウボーイビバップ」11月19日より世界配信決定、公式Twitterも始動

Netflix(ネットフリックス)による名作アニメ「カウボーイビバップ」の実写化は、アナウンスされてから今か今かと待ち望まれていたが、ついに配信日が決定した。全10話の第1シーズンは、2021年11月19日に配信開始となる。

Netflixはまだ予告編を公開していないが、初めて「カウボーイビバップ」をまともに見ることができる写真を多数公開した。それらの画像にはJohn Cho(ジョン・チョー、スパイク・スピーゲル役)、Mustafa Shakir(ムスタファ・シャキール、ジェット・ブラック役)、Daniella Pineda(ダニエラ・ピネダ、フェイ・ヴァレンタイン役)が扮するキャラクターたちと、かわいらしいコーギーの姿が写っている。

アニメ作品の実写化は、あまり評判がよくないことが多い(「攻殻機動隊」を原作にした「Ghost in the Shell」が頭に浮かぶ)。今回の「カウボーイビバップ」は、Netflixにとっても十分に作品の良さを伝えなければならないというプレッシャーがあるが、見る限り期待できそうだ。最初に公開された画像を見ると、主要キャストはとてもよく似合っているし、1998年の原作アニメに関わった主要なクリエーターたちも参加している。伝説的な作曲家で、オリジナルのサウンドトラックを担当した菅野よう子氏が復帰し、オリジナルアニメの監督を務めた渡辺信一郎氏も監修として参加した。

製作は2019年に開始されたが、ジョン・チョーが撮影現場で膝を負傷したため、8か月間中断された。撮影は最終的に、ニュージーランドで2021年3月に完了した。

画像クレジット:Netflix

編集部注:本稿の初出はEngadget。著者Kris Holt(クリス・ホルト)氏は、Engadgetの寄稿ライター。

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画像クレジット:Netflix

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(文:Kris Holt、翻訳:Aya Nakazato)

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