NetflixのCEO、Reed Hastingsが1億ドルで教育のための慈善活動ファンドを設立

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Reed Hastingsは火曜日、個人的に慈善事業ファンドのために1億ドルを出資するとFacebookで発表した。このファンドは教育関連のプロジェクトや組織に特化するという。

ファンドのウェブサイトには、子供たちの教育環境を向上するためにコミットするというミッションを掲げている。

現在、あまりに多くの子供たちが良い学校に通うことができません。私たちの目標はコミュニティーと協力し、より多くの学生が豊富で包括的な教育体験にアクセスすることを可能にすることです。

ファンド名は Hastings Fundで、最初の出資先となるUnited Negro College Fund(アフリカ系アメリカ人のため奨学金を提供する慈善活動団体)とHispanic Foundation of Silicon Valley(シリコンバレーでヒスパニック系の学生を支援する慈善活動団体)に合計150万ドルを出資する。Hastingsは投稿で「アフリカ系アメリカ人とラテン系の若者の高等教育への進学支援をする」と伝えている。

Hastingsは、Neerav KingslandがHastings FundのCEOになると伝えた。

Kingslandは「素晴らしく思慮深い慈善活動家と活動できることを光栄に思います」と個人ブログに記している。Kingslandは昨年の7月からシニア教育フェローを務めているLauraとJohn Arnold Foundationでの活動も続けるそうだ。

「この国には良い学校にアクセスすることができない学生が多くいます」とKingslandは続ける。「それを変えることができるでしょう」。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

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TechCrunch Japan

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