Nikeの自動ひも締めシューズ、バック・トゥ・ザ・フューチャー特別エディションを試してみた


今週Nikeは、Nike Magsの新しいモデルを販売すると発表した。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にインスパイヤされた自動ひも結びシューズだ ― ただし限定わずか89足。これはラッフル(チケットは10ドル)の当選商品で、利益はマイケル・J・フォックス基金に贈られる。

私はMagsを(ごく短時間)試着し、Nikeのシニア・イノベーター、Tiffany Beersとそのテクノロジーについて話す機会を得た。みなさんがこのモデルを履く機会はおそらくないだろうが、テクノロジーはNikeのHyperAdaptシューズと同じで、こちらは消費者向けに広く販売される。

Beersが自動靴ひも締めが現実になるまでの長いプロセスについて話してくれた ― Nikeのデザイナー、Tinker Hatfieldが最初に相談に来たのは2005年のことだそうだ。そして、これが単なるクールで新奇なカジェットでない理由を説明した(靴ひもが自分の足を締めるところを見たり感じたりすることは、まちがいなくクールだろうが)。

「アスリートはいつでも靴ひもを調節できる。バスケットボール選手ならタイムアウト中に、足の血流を促すことができる。マラソンの最中に靴が濡れたり足がむくんだりしたら、すぐに履きかえられる」とBeersは言った。

Nike Magsの詳細とラッフルの申し込みについてはこちらから

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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