Nuhearaのイヤーバッド兼補聴器IQbudsが一般販売を開始…雑踏の中でふつうの声で会話ができる

p1010496

NuhearaのIQbudsは、不思議なおちびさんだ。ぼくが最初にそれを見つけたときは、店員が自分で何度かトライしないと、商品の説明ができなかった。そしてぼく自身も、マンハッタンの雑踏の中で実際に使ってみるまでは、それが一体何なのか、本当は分かっていなかった。

いちばん簡単に説明するとそれは、ワイヤレスのイヤーバッド+補聴器だ。イヤーバッドとして音楽や電話の通話を聴けるだけでなく、音声増幅モードにすると、人混みの中でも相手の話が分かる。

ぼくが試したのは初期のモデルだが、ニューヨークの歩道を歩きながらふつうに会話ができるのは、すばらしいと思った。ただしまだそれには、バスのブレーキ音など、増幅する前から不快な音を増幅してしまうなど、改良を要する点がいくつかあった。

そして今日(米国時間10/11)からは、改良バージョンがIndiegogoを卒業して一般に発売される。最初のクラウドファンディングで協力した人たちには、クリスマスまで(もしかしてその直後)には届く。最初のロット8000基は、82か国の支援者に送られる。

二度目のクラウドファンディングで‘買った’人たちには、来春届く予定だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。