Nvidiaと建設重機大手Komatsuがパートナーして現場の安全性をAIで強化

Nvidiaが、建設や鉱業用重機の世界最大のメーカーのひとつであるKomatsu(小松製作所)と組んで、現場の安全と効率の向上のために、AIを導入していくことになった。

NvidiaのCEO Jensen Huangはこのパートナーシップを今日(米国時間12/13)、GTC Japan(GPU技術のカンファレンス)で発表し、NvidiaのGPUを現場で稼働する重機の仮想的な‘脳’として提供して、その上で、AIに制御されるNvidiaの組み込みプラットホームJetsonが動く、と説明した。

両社の協働関係は、Komatsuが2015年から動かしている、インターネットに接続されたスマートワークサイト事業SMARTCONSTRUCTIONの発展的継続として展開される。これからはNvidiaの技術がKomatsuによる建設現場全体の3D視覚化の構築を助け、現場で仕事をしている人と機械の状況をリアルタイムで把握できるようにする。

視覚化のための画像はSkyCatchのドローンが提供し、Jetsonが画像処理を担当する。そのためのカメラは重機の各所に据え付けられ、それらにより適切なエッジコンピューティングが行われる。

Nvidiaはこれまでも同社の技術が産業用や商用のアプリケーションに数多く利用されており、その経歴も、今回の建設業における安全と効率の向上に寄与貢献するだろう。その成功のためには、十分に広範囲な実装が期待される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa