Outlook.com、新しい受信箱自動化システムでGmailのフィルターに対抗

MicrosoftのOutlook.comは、メールを処理する複雑な「ルール」を作るための新しい方法 ― 自分の受信箱用のIFTTTレシピのようなもの ― を、多くの使いやすさ改善と共に、今日(米国時間5/13)発表した

Outlook.comは、Microsoftの成功例の一つだ。MicrosoftがHotmailの移行を1年ほど前に完了した時、Outlook.comには4億人のアクティブユーザーがいて、うち1.25億人はモバイルでアクティブであると話した。そろそろ新しい数字の時期だ。(私はMicrosoftに、どうやって「アクティブユーザー」を数えているのか質問しているので情報が入り次第記事を更新する)。もちろんOutlook.comは新サービスとしてスタートしたものであり、一定の移行期間を経た後、Hotmailのユーザーベースを吸収する予定だ([アップデート:MicrosoftはTechCrunchに、月間アクティブユーザー数の算出方法を提供した。「Outlook.comはアクティブユーザーを、ウェブ、メールクライアント、またはスマートフォン経由でサインインした人と定義している」)。

新しい「高度なルール」機能では、メールの経過時間等複数の「条件」を作成できる。例えば、「メールが未読で、3日間以上経過し、連絡先にある相手からなら、重要フラグを付ける」等。このツールは、パワーユーザーを喜ばせそうだ。もちろんGmailも、フィルタリングテクノロジーを持っている。

Outlook.comの古いルール設定画面はこちら。

下に貼った新しいルールは今日から展開されるので、まだ来ていない人はもう少しの辛坊だ。

新機能に関するMicrosoftの記事によると、Outlook.comユーザーは、1日当たり「返信」ボタンを800万回押している。案外少ない数字だなと感じることはさて置き、同ウェブメールサービスでは、メールの文中で返信できるようになり、新しい画面に移る必要がない。またOutlook.comは「アンドゥー」機能も導入した。Gmailがかなり前から提供しているものと似ている。

さらにOutlook.comは、連絡先の相手と話すために使うチャットサービスを、変更できるようになった。

今回のアップデートは、Outlook.comが一部の領域でGmailと対等に戦うのを手助けすると共に、ウェブメールの進化にも役立つだろう。Outlook.comは、Microsoftの「サービス」ビジネスモデルにおける、モバイルファースト、クラウドファースト方針と一致している。Outlook.comは、OneDrive、Office Onlineエコシステムとも密に連携しているので、メールツールの利用促進は、Microsoftの成長に不可欠な他のクラウド製品の利用にもつながるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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