Philips、今年第2四半期にAndroid搭載4Kテレビを市場投入予定

Google TVというものはいらなくなるのかもしれない。テレビが「Android TV」に進化しそうな様子もあるからだ。先陣を切ったのはPhilipsで、Ultra HD(4Kとも呼ぶ)のテレビを発表した(via 9to5Google)。OSにAndroidを搭載しており、本年度第2四半期に市場に登場してくる予定だとのことだ。まずはヨーロッパおよびロシアにて登場することとなっている。ネット接続型テレビはみなこの方向に進んでいくのではないかとも思うのだがどうだろうか。

Philipsの新ラインとなる8000シリーズは48インチおよび55インチの1080Pフルハイビジョンおよび44インチの4Kモデルとなる。Google Playに接続して、Netflix、YouTube、ないし他のアプリケーションを簡単にインストールすることができる。またウィジェットを表示していろいろな最新情報を取得することもできる。さらに、ゲームコントローラーなどによる操作もできるようになり、Androidゲームを大画面でコントローラーを使ってプレイすることができるようになる。

もちろん、Google TVが公式に停止になったわけでもない。Android TVへの名称変更を考えているという話もあった。しかし今回紹介しているPhilipsのプロダクトはそのままAndroidであり、確かに使い勝手が良いものであるように思われる。テレビへのAndroid採用が広がっていくのかどうかはまだわからない。GoogleとしてはTVプロダクトについて、別の方向性を模索しているのかもしれない。いずれにせよ、どういうモデルが世に広まっていくことになるのか、いろいろなメーカーが活発に動き出すものと思われる。

原文へ]

(翻訳:Maeda, H