PostmateがUber POOL似のデリバリー無料の新機能を導入

Postmateは、ご近所に住む客たちが注文の相乗りができるPostmates Partyという新機能を立ち上げる。この機能では無料でデリバリーしてもらえ、これはPostmatesユーザーにとっての大きな障壁を取り除くものだ。

この新機能の導入は、10億ドル規模となったフードデリバリー業界の古参の一つであるPostmatesが、価格に敏感な客にアピールして競争に打ち勝とうとしていることを表している。

PostmateアプリのユーザーはPostmates Partyタブをタップでき、タップすると周辺に住む人がその瞬間にどの店からデリバリーをとっているのかを示す。パーティー加わることで、客は人気レストランからのデリバリーをシェアでき、しかも配達は無料になる。

いまところ、この機能はサービスが展開されている米国の3000都市でのみの提供となる見込みだ。現在シカゴ、ラスベガス、カリフォルニア州ロングビーチ、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク市、フェニックス、サンフランシスコ、サンディエゴ、シアトル、カリフォルニア州オレンジ郡、フィラデルフィアで利用できる。

ただ、一つ注意点がある。このパーティー機能には、利用するには5分以内に注文しなければならないという制限がある。

「我々は、ほとんどコストゼロで商品を街の隅々まで届けるというロジスティックインフラを作りだすというビジョンを追求している。Postmates Partyはこうしたビジョンに基づいたオンデマンドデリバリーにおける最新のイノベーションだ」とPostmatesCEOで共同創業者のBastian Lehmann氏は声明文で述べた。「Postmates Partyは、周辺に住む人が今現在注文している人気のレストランから配達してもらうことで、お金を節約できるという選択肢を客に提供するユニークな手段だ」。

今年はじめ、Postmatesエクイティ・ファンディングで1億ドルを追加調達し、評価額は185000万ドルになった。このラウンドの4カ月前に、設立8年のこのスタートアップは3億ドルを調達していて、これによりPostmatesユニコーンの域に入った。

Image Credits: Postmates

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(翻訳:Mizoguchi)

投稿者:

TechCrunch Japan

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