Qualcommが香港のイベントでSnapdragonプロセッサー3種の新世代機を披露、いずれもパフォーマンスをアップ

qualcomm-df967dac

Qualcommの4G/5G Summitカンファレンスを楽しむために、はるばる香港のリッツ・カールトンホテルまで行ける人は多くないと思うが、でも、そこで披露されたニュースに触れることは、遠くからでも可能だ。

このサンディエゴに本社を置く企業の大きな発表のうち、おそらくもっとも魅力的なのが、未来的なクロスプラットホームなカメラハードウェアへの進出だと思うが、でもQualcommのイベントがプロセッサーのニュースなしで終わるはずがない。今回のそれらは、Snapdragonチップの新しい三人組、いずれも旧モデルの次世代機だ。

その新しいSnapdragon 653, 626および427はいずれも、同社の新技術であるQuick Charge 3.0を実装して従来の4倍にパワーアップ、デュアルカメラのサポートは同社の800シリーズのプロセッサーからの拝借だ。高度な接続性機能も数多く実装され、通話明瞭度の向上、CAT 7モデムによるX9 LTEなどの機能をサポートしている。

653はCPUとGPUのパフォーマンスを652からアップ、連想メモリRAMは4GBから8GBへ倍増している。626は625のパフォーマンスをアップし、アンテナ信号を大きくしている。そして427は425の新世代機だ。

Snapdragon 653と626は出荷が年末あたり。427は来年となる。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。