Reserve Strapは、Apple Watchのバッテリー寿命を30時間延ばすことを約束する

slide-1-image

Reserve Strapは、同社製Apple Watchバッテリーバンドの最終仕様をつい先ほど発表し、バッテリー寿命を30時間延長することを謳っている。Reserve Strapは11月初めに出荷予定で、価格はかなり驚きの249.99ドルだ。

strap-hero-gray-closed

Reserve Strap

「特殊熱硬化性弾性シリコンバンド」(笑)は、Apple Watchと同等の防水能力を有し、ホワイト、グレイ、ブラックの3色がある。38 mmおよび42 mmいずれのWatch用ベルトも、バッテリー寿命を「48時間機能する」よう拡張する。

Reserve Strapは、Apple Watch用に作られた初めてのバッテリーバンドであり、多くのユーザーが挙げるバッテリー寿命に関する懸念、特に1回の充電で1日以上使用できない点に答えるものだ。

Reserve Strapは、Appleのバンドデザイン・ガイドラインに完全準拠しており、Apple Watchの保証にも違反しない。ストラップはApple Watchの隠し診断ポートを利用して、時計とバンド両方のシームレスな充電を可能にしている。ただし残念ながら、両方同時に充電するためには、バンドのMicro USBポートを使う必要があり、Watchのマグネット式充電器は使えない。

Appleは、サードパーティー製ベルトをオープンにサポートすることを発表してユーザーを驚かせたが、Reserve StrapのようにApple Watchの隠し診断ポートを活用するデバイスメーカーに対する反応は未だになく、同社のデザインガイドラインでも具体的に使用を許可していない。

そのなせる仕事を考えると、Reserve Strapは驚くほど高価であるが、最高1万ドルにもなるデバイスのバッテリー寿命を大幅に延ばすためなら、大枚をはたく価値があるユーザーもいるかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。