Rivianが事業拡大を見据えAmazonのファンドなどから新たに約2760億円調達

Rivian(リビアン)は米国時間7月23日、AmazonのClimate Pledge Fund、D1 Capital Partners、Ford Motor、T. Rowe Price Associates Incがアドバイスしたファンドや個人がリードした25億ドル(約2760億円)の私募増資ラウンドをクローズしたと発表した。

Rivianによると、Third Point、Fidelity Management and Research Company、Dragoneer Investment Group、Coatueも本ラウンドに参加した。

「車両生産開始が近づき、次の成長段階を見据えて進み続けることが重要です」とRivianのCEOであるRJ Scaringe(RJ・スカリンジ)氏は声明で述べた。「信頼できるパートナーからの今回の資金注入により、Rivianは新車両プログラムを拡大して米国内の施設を拡張し、そして海外へのプロダクト展開の資金をまかなうことができます」。

D1 Capital Partnersの創業者、Dan Sundheim(ダン・サンドヘイム)氏は「顧客にとって優れたプロダクトとなると我々が確信しているものの商業化と納車においてRivianが変曲点に達している中で、同社への投資を増やすこと」に興奮している、と述べた。

Rivianはこれまでに約105億ドル(約1兆1610億円)を調達した。同社はポストマネーの評価額は公開しなかった。

現在7000人を雇用し、9月のR1Tピックアップトラック納車開始を準備しているRivianは、直近では2021年1月に資金を調達した。そのラウンドでは既存投資家のT. Rowe Price Associates Inc.、Fidelity Management、Research Company、AmazonのClimate Pledge Fund、Coatue、D1 Capital Partnersから26億5000万ドル(約2930億円)を調達した。新規投資家も参加し、情報筋が当時TechCrunchに語ったところによると、同ラウンドによりRivianの評価額は276億ドル(約3兆510億円)になった

今回の資金調達のわずか数日前に、Rivianは米国に2つめの工場の建設を計画していることを明らかにした。また、同社は「パンデミックの波状の影響」、特に現在も続いている世界的な半導体チップ不足で生産が遅れているために、R1TトラックとR1S SUVの納車を今夏から9月へと延期することも決めている。

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カテゴリー:モビリティ
タグ:Rivian資金調達電気自動車

画像クレジット:Kirsten Korosec

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(文:Kirsten Korosec、翻訳:Nariko Mizoguchi

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TechCrunch Japan

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