Sailfish OS搭載スマートフォンJollaついに登場, 斬新すぎて難解?

【抄訳】

Jollaは、二つ(もしくは三つ)のビッグブランドの巨鯨たちがひしめき合うスマートフォン市場の大海に、最近現れた小魚(こざかな)だ。Sailfish OSというまったく独自のOSで、新しいハードウェアとソフトウェアプラットホームを作っていこうとする姿勢は勇猛果敢だし、ときにはさわやかな印象すら与えるが、でもその思い切った差別化の姿勢は難解すれすれでもある。一般消費者は、このスマートフォンを使いこなすために、新しいことをいっぱい勉強しなければならない。

基本仕様

  • ディスプレイ:4.5インチ, 960x 540, 245ppi
  • ストレージ:16GB
  • プロセッサ:デュアルコア1.4GHz, 1GB RAM
  • カメラ:背面8MP, 前面2MP
  • 4G/LTE, 802.11 b/g/n Wi-Fi
  • Bluetooth 4.0
  • 希望小売価格: 399ユーロ/540ドル; アンロック, 無契約
  • 製品情報のページ

良い点

  • Androidアプリを使える
  • 完全に片手で操作できる
  • 細部のデザインが凝ってておもしろい
  • 取り替えできるNFC対応背面プレートで色と機能を変えられる

悪い点

  • ネイティブアプリがほとんどない
  • Androidアプリの互換性と動作の安定性に問題あり
  • インタフェイスは使い方を覚えるのに時間がかかる
  • ハードウェアスペックは中庸, あっと驚く高性能ではない

【後略】



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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

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